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迎帆楼改築工事
愛知県犬山市 国宝犬山城のふもとを流れる木曽川沿いに古くからつづく老舗旅館「迎帆楼」が再建された。創業は大正八年。「木曽川を行き交う帆掛船の人々をおもてなしする料理旅館」として多くの人々に愛されてきた。
受注先 | 日本土建㈱ |
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設 計 | ㈱石井建築事務所 |
竣 工 | 2017年6月 |
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ラウンジ
木曽川沿いを行き来する帆掛け船にとって灯台の役割をはたしていたことから命名された「灯屋 迎帆楼」。そうした由来を伝えるラウンジの照明に囲まれた大黒柱は、タモムク材のナグリ仕上げ。照明の明かりが、木肌の細かな陰影を映す。
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特別室
特別室は、平屋造りで竿縁天井のひろびろとした室内。床のフローリングはタモナグリ仕上げ。開放的な連窓障子を開ければ森に囲まれた犬山城を望むことができる。
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開放的な貸切風呂はヒノキの竿縁天井。老舗宿での湯治の風情を演出し、瓦屋根の向こうに国宝犬山城の天守を望む。
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外観は、杉材のキシダテコール塗りで黒く塗られ、犬山城のモチーフにした下見板張の登楼が、玄関を見下ろす。