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東日本大震災・原子力災害伝承館
2011年3月11日に発生した東日本大震災による災害ならび福島第一原子力発電所事故による災害の「記録や教訓さらに復興する過程を収集・保存・研究し、風化させず後世に継承・発信し世界と共有すること」を目的として建設された展示館。福島の経験から様々な知見を、国内外の方々が学ぶことができる「知の交流拠点」としての役割を期待されている。
受注先 | 荒牧・松本特定建設工事共同企業体 |
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設 計 | 渡部和生/椎建築計画+日本大学工学部空間デザイン研究室 |
竣 工 | 2020年9月 |
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外壁は、打ち放しコンクリートと自然木縁甲板張り。木製縁甲板は、不燃耐候性浸透させたアセチル化木材で、壁面寸法に合わせて製作。金属目地に合わせ140mmの本実目透かしにて施工している。
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海に面した湾曲した開放的なエントランスホール。震災展示ホールへは、木製フローリングと自然木製リブの壁によるモダンなのテラスである。災禍をもたらした海がカーテンウォールの向こうに陽光を浴び穏やかに広がる。
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受付カウンター等の家具類は、全て人工大理石の仕上げである。
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内壁の木パネル:不燃加工した杉材を赤松杉練付けの不燃台板にリブ状に並べたうえ、ウレタン塗装してユニットパネル化して施工された。