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起雲閣表門改修工事
1919年に創建された起雲閣の表門。昭和25年4月に火災に遭い再建されたものである。熱海市指定有形文化財に登録され年間10万を超える来場者でにぎわうが、長年の風雨や腐食による痛みが激しく今回の改修工事となった。
受注先 | 熱海市 石井工務店 |
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竣 工 | 2024年3月 |
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既存の姿をできるだけ再現するため、屋根瓦も既存利用。瓦割り付けをそのままに部材の原寸を型取りしての再生工事となった。
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耐震補強のため、屋根裏に補強梁を入れ、2本の本柱と2本の控え柱で、瓦屋根の過重を受ける。
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天井の鏡板は、ヒノキの無垢材。檜磨き控柱と梁の仕口も既存を復元。
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門扉は、既存の扉修復のうえ再利用された。