先輩社員の声VOICE

知識共有が豊かな現場で学ぶ、
内装木工事の奥深さ。

工事部 工事2課安部

2022年 入社

Q.ワタザイを志望した理由と、入社後に印象に残った出来事を教えてください。
もともとは建築家を目指して工学部に進学しましたが、建築の複雑な要素に直面し、その難しさを実感する中で、ワタザイに出会いました。
父が木材関係の仕事に従事していたことで、木材にも興味があり、木のぬくもりや奥深さを表現できる仕事ができるんじゃないか…と思い、ワタザイに入社することを決意しました。
入社後3ヶ月で自分の担当の現場を与えられたことは、衝撃的でとても印象に残っています。もちろん先輩のサポートは受けましたが、あくまで担当者は私です。小さな現場でしたが、それでも自分の現場を持つことは、かなりのプレッシャーでした。しかし、担当を全うしたときの喜びは、相当大きかったことを覚えています。
Q.仕事を覚える中で、学んだことや感じたことがあれば教えてください。
現場の関係者との打ち合わせでは、内装木工事の専門家として説明が求められる場面が多くあります。日々の打ち合わせや段取りの進行中に得た知識や経験、そして現場の大工さんたちから学んだことが、説明の際に大いに役立っていると感じています。
最初は、「分からないことが分からない」状態からスタートしましたが、仕事を通じて徐々に成長している実感があります。現場が完工したときの喜びは非常に大きいです。
Q.仕事の奥深さや大変さ、今後の目標などを教えてください。
現場で働くことは、いろんな点で新鮮で興味深いです。
木材の性質は様々。例えば「水に濡れると膨張する」などの性質は座学だけで理解したつもりにはなれません。現場に足を運び、経験を積むことで本当の知識になるのだと思います。私はできるだけ木の性質や材質について自分で情報を収集するよう努めていますが、分からないことがあれば上司や先輩に聞いて、知識を積極的に蓄えています。
大変なことは、同じ仕事でも現場ごとに納まりが異なることです。その都度、施工方法を考え直さなければならないことがあります。現場との打ち合わせを通じて、うまく納まった時には、この仕事のやりがいを実感します。逆に、現場でスムーズに進まなかった場合は、大工さんと相談しながら解決策を検討します。
先輩社員の方は、そうした問題をすぐに解決してしまうので、私も誰かに頼らずに自分の力だけで課題を解決できるようになることが目標です。

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